自衛隊や米軍関連のイベントのレポートを中心としたサイトです。

平成25年度岐阜基地航空祭

0 件のコメント
2013年11月24日(日)、岐阜基地航空祭に行ってきました。

ドラマ「空飛ぶ広報室」効果に加え、米海兵隊のMV-22Bが本土で初の一般公開されるとの報道もあったので非常な混雑が予想されましたが、基地側の発表によると来場者数は15万人。さすがに入間航空祭には敵いませんが、それでもブルーインパルスが前回来基した2011年が11万人だったので、1.4倍ほど増えています。

夜行バスで名古屋入りしてそのままJRに乗り換え、蘇原駅に到着したのが0707。
徒歩で新北門に移動し、列の最後尾に並びます。
0745過ぎに開門。相変わらず横入りする人に辟易しながら手荷物検査を受け中へ。



ところがエプロン地区に入るとそこで抑止が。
どうやら別の門から入った人が手荷物検査を受けずに入ってしまったため、一度全員を下がらせ、検査を受けてない人に再検査を受けさせるとのこと。


そして待つこと10分ちょっと。0801に規制解除。
周りが一斉に走りだしたので、巻き込まれないように移動しながらなんとか端の方の最前列を確保。
いつもの様に地上展示機と展示の撮影に向かいます。

残念ながら諸般の事情で今回も飛ばなかったXC-2。来年は必ず飛ぶそうです。
保存されているT-2CCV。後ろから撮りたいですね。
築城基地からはキティちゃんがまた登場。
そして飛行開発実験団が毎回怪しい展示をしている格納庫へ。


今年展示されていたのはF-2B(#102)。F-2Bですが、後席は潰されて何かカバーが掛かっています。



翼下にはF-2が装備できるミサイルや爆弾などがずらりなんですが、さり気なく翼端にAAM-5が。
あれ? F-2ってAAM-5運用できたっけ?
尋ねてみると、現在振動などの影響がないか地上試験中なんだそうで、遠くない将来には運用可能になるそうです。


その向こう側にはこちらも恐らく一般初公開のAAM-4Bが。
AAM-4の改良型で、空対空ミサイルとしては世界ではじめてAESAレーダーを搭載しています。
今回展示されたのは誘導制御部のみで、弾頭部と推進部はAAM-4のものが流用されています。


無人偵察機TACOMは3号機が展示。
開発は続けられるのですかと尋ねたところ、一応続行されるとのこと。

とかとか聞いていると、天候偵察のT-4が離陸。
続いてF-15とF-4とも離陸して天候偵察なのに機動飛行を開始^^



そして小牧基地からやってきた救難教育隊のU-125AとUH-60Jが航過飛行を行いそのまま着陸。展示スポットに誘導されていきます。


その間にT-7、F-2、F-15、F-4が次々と離陸し、プログラム上の第1回展示飛行を開始。




ここまでだけでもあまり飛ばない航空祭の10倍以上は飛んでいたり。
さすがは岐阜基地と言ったところです。



その後もずーっと飛びっぱなし。
お陰でカメラのセッティングを間違っていたことに気づかず、ぶれまくりの写真を量産していました(苦笑)。


KC-767は国内に4機しかなく、内2機がフィリピンに援助隊として派遣されているので、今回は不参加かと思いましたが無事参加。


なんと展示飛行をしてそのまま着陸。展示機に加わる嬉しい演出も。


同じく半数がフィリピンに派遣されているC-130Hも機動飛行実施。
高度1500mから急降下して滑走路に進入する着陸パターンも見せてくれました。

そしてブルーインパルスの展示飛行。
他の基地では午後からですが、岐阜は混雑緩和のため午前中にブルーインパルスの展示飛行が行われます。





展示課目は基本1区分。
但し「スタークロス」が各務原市の市の花木にちなんで「さくら」に変更され、この季節すっかりおなじみになったクリスマスツリーローパスが加えられています。
今シーズンは天候不順に悩まされていたブルーですが、岐阜では6機で見事な演技を見せてくれました。


ブルー終了後、一斉に動き出す人に合わせて場所移動。
どうしても逆光だと写真が撮りづらいので南地区に移動しようと思ったのですがこれが大失敗。
人が多くて20分歩いても辿りつけず、結局エプロン地区に戻ることに。




午後からはC-1FTBも合わせての異機種大編隊。
大編隊が3回上空を航過する間に、他の機体が機動飛行を行います。



これでもかと飛び続けること50分近く。
これでもう少し逆光じゃなければ最高だったんですが。。。


本当ならば外来機の帰投を見送ってから帰るつもりだったのですが、さすがに疲れ果てたのでここでRTB。
蘇原駅より大混雑の列車に乗り込み、岐阜経由で帰宅したのでした。

0 件のコメント :

コメントを投稿