2013年5月12日(日)、木更津駐屯地で行われた木更津駐屯地創立45周年記念行事・第41回木更津航空祭に行って来ました。
朝、0730過ぎに木更津駅に到着し、シャトルバス乗り場に着くと既に列。一台目のバスに乗れるかどうか怪しかったのでバスを使わず、徒歩にて駐屯地を目指します。
20分ほど歩いて0800に駐屯地正門に到着。既に数十名ほど並んでいたので、最後尾に着き開門を待ちます。
しばらくすると満員のシャトルバスが続々と到着し、後ろに列がどんどんと。
痛ヘリ効果かどうかは判りませんが、明らかの去年と比べて来場者が増えているのが実感出来ます。
0830に開門。
手荷物検査を受けて入場し、まっすぐエプロンに向かうといました。第4対戦車ヘリコプター隊。
事前に告知されていた木更津若菜の痛ヘリがどんな出来になっているかと見てみると、奥にもう1機痛ヘリがいるではありませんか。
これはサプライズ。1機だけでも凄いのに、今年は2機ですか。
奥のOH-1に描かれていたのは木更津柚子。
去年AH-1Sに描かれていた茜が長女で、一昨年の<del>ほむほむ</del>葵が次女、そして今年のAH-1Sに描かれた若菜が三女で、柚子が四女なのだとか。
しかし残念なことに痛ヘリは今年で終了との告知。
中の人によると上層部からは陸自の広報としてはどーよと思われているらしく、よい印象をもたれてないそうです。ニコニコ超会議に陸幕広報が10式持ってくる時代なんだから、これ位いいんじゃないかとは思うんですけどね。
そして今年もアシスタントさんの姿が。
決してコスプレしたコンパニオンのおねーちゃんではありません。
たまたま若菜と同じウィッグを付けてメガネを掛けた通信整備担当のWACさんです(棒)。
場所取りに行くのも忘れて写真を撮りまくっていると、なし崩し的に第1回目のAH-1S装備品解説スタート。
毎年流暢な説明をしてくれる整備班長がいきなり「対戦車道」とか言い始めて思わず吹き出しそうになりました。さすが良いネタ広げてきます。
途中、20mmガンが動かなくなるというハプニングがありましたが、WACさんが若菜と同じポーズを取ったりして場を繋いでくれます。
まあとは言え装備品が変わった訳ではないので、解説の内容は基本去年と同じ。
「ああ、ホテル三日月ね。うんうん」とか聞き流していると、突然AHの弾薬ケースをドラム代わりにした隊員がセッションを始め、いきなりダンスパフォーマンス開始w。
途中からWACさんも交えて、最後は敬礼で決め。
そしてドリフの音楽とともに退場って最近の若い子には通じないんじゃ^^;
いや、でも手を替え品を替え、見ている人を楽しませたいという隊員のみなさんの思いが伝わってきて、とても楽しかったです。
それから地上展示機や他の装備品展示を撮影。
今年度より航空学校宇都宮分校で運用が始まった新練習ヘリコプターTH-480Bが一般初公開されていました。
他にも大宮からNBC偵察車が来ていたり、今年もFFOSが展示されたりしていましたが、まあここら辺は見たことあるのでさっくりスルー。
4ATHのパフォーマンスに捕まって式典台に近い場所に陣取れなかったので、式典もスルーし、観閲飛行を待ちます。
今年の観閲飛行はLR-2及びLR-1が離陸した後、式典台前より観閲飛行部隊指揮官がOH-6Dに搭乗し離陸。UH-60J×3機、OH-1×2機、AH-1S×4機、CH-47J/JA×10機の計20機による編成で観閲台の前を通過します。
AH-1Sが通過する時に機体の側面に大きな般若のマークが見て取れましたが、なんと第4対戦車ヘリコプター隊は痛コブラ以外にも4機のAH-1Sにスペシャルマーキングを施していたのでした。
痛ヘリだけでも大変なのに、更に4機。
しかもこの4機はこの後飛行展示も行なってくれると言う大サービス付きです。
風が強かったので空挺降下はキャンセルされましたが、訓練展示はまあ例年と同じ。模擬戦形式ではなく各機体が観閲台の前に進み、その任務の内容について示すというもの。
ここで記念式典は終了……なのですが、今年は先ほど観閲飛行を行ったAH-1Sが飛行展示を行なってくれることに。
しかも来賓が退場した後の観閲台を一般に開放するという嬉しいサービスも。
例年だと式典が終わったら人がさーっと掃けてしまうのですが、今年はこのスカイコブラの飛行展示のお陰で大分人の流れが変わりました。
以前に下総航空基地でSHのシミュレーターをやったことがあるのですが、ヘリの操縦の感覚が全く掴めずに落としまくった苦い思い出があるので、ヘリをこれだけ縦横無尽に操ることの出来るパイロット諸官とそれを支える整備員他にはただただ感服するばかりです。
「凄かった」と言う声が大きければ来年以降も続けられるということなので、声を大にして「スカイコブラ凄かった!」と言いたいと思います。
この後、練習艦隊の晴海入港を撮りに行くつもりだったので退散する前にもう一度痛ヘリのところに行くと、おやぁこの人は???
痛ヘリのイラストを描いた絵師の藤沢孝先生登場で落ちがついた所で会場を離脱。
晴海に向けて一路転進したのでした。
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