途中、赤レンガ倉庫群の横で、退役した輸送艦「のと」の姿を遠望するなど寄り道をしていたので、北吸岸壁には0720過ぎに到着。
マイミクさんと合流し、開門を待ちます。
0730過ぎに開門。「けんりゅう」は?と思ったら、既に出航した後。
多分、昨日のことがあったので出航を早めたんだと思いますが、前日見ることが出来て本当にラッキーでした。
この日乗艦するのは観閲艦であるDDG-177「あしがら」。
「けんりゅう」もいなくなったしさっさと乗り込んでしまおうと一番に行ったら、「乗艦開始は0800からなので、そこら辺見てひまつぶしてください」とのこと^^;
見ると、サマーフェスタで展示される陸空の装備品の準備が終わっていたので、今の間に撮影してしまうことにします。
写真を撮っていると、総監部の建物から舞鶴地方隊のマスコットキャラクターであるマイチ君とマイコちゃん登場。
この後シャトルバスより降りてくる人にご挨拶をしていました。
岸壁に係留中の標的艦などもひと通り撮影したので再び「あしがら」に戻り、自衛艦旗掲揚の後いよいよ乗艦。
昨日見た感じだとヘリ甲板からの撮影がよさそうだったので場所を確保したのですが、乗組員に聞いてみると「出航時には規制掛かりますよ」と言われてぎゃふん。
そうでした。去年の観艦式で「あたご」に乗艦した時も、出航時は前甲板もヘリ甲板も封鎖されてどこにも行けなかったんですね。
とりあえず規制がどこまで入るか見極めながら、出航していくDD-112「まきなみ」とDDG-175「みょうこう」を撮影。
そして「あしがら」にもタグが付き、いよいよ出航。
昨日の「みょうこう」には第3護衛隊群司令が座乗していましたが、この日の「あしがら」にも舞鶴地方総監が座乗しているので、向かいのジャパンマリンユナイテッドにて整備中のDDH-143「しらね」とDD-151「あさぎり」の作業員が、総監に対して敬礼を行なっていました。
東舞鶴港を出航すると、すぐに左手に舞鶴航空基地がその姿を見せます。
この日はこちらでもサマーフェスタが行われているので、陸上自衛隊のヘリなども見えます。
体験搭乗も行われており、離陸したSH-60Kの編隊は「あしがら」が水道を抜けるまで何度も上空に飛来していました。
水道を抜けると、「あしがら」は受閲艦艇と離れ単艦での航海。
特にイベントもなく、7月にしては涼しい天気の下、まったりとした雰囲気。
この日の「あしがら」は心なしか乗艦者数も少なかったみたいで、またマニア層も殆どおらず、普通のイベントだと人だかりになる立入検査隊の隊員もせっかく総監の命令で装備を付けたにもかかわらず暇そうにしていました。
1140に敦賀より出航してきたDD-104「きりさめ」とようやく合流。隊列を整え観閲式開始。
……なんですが、何時まで経っても受閲部隊が見えない。
ガスのせいで視程が低く、写真を撮るには最悪のコンディション。
なんとか近くに来たときはハッキリ見えたのが不幸中の幸い。
この日は昨日と逆で、受閲各艦に登舷礼を受けます。
観閲式が終わった後、SH-60Kによる編隊飛行。
前日はタイミングが早すぎて、観閲式が終わる前に飛来したのですが、この日はきちんと修正されていました。
同様に、US-1Aの着水も進入方向が後方から前方へと変更。
「あしがら」より取りやすい位置で着水。
「けんりゅう」の浮上も間近で撮影することが出来たのは一番の収穫でした。
その後は昨日と同様、水中処分員の降下展示を中心に各艦左舷に回頭。
ミサイル艇の高速航行展示を経て、「ひうち」の放水、高速機動艇のお見送りで終了。
帰投中に局地的な大雨が予想されるとのことで艦内への退避が命ぜられましたが、幸い雨に降られることなく予定よりも10分ほど早めに北吸岸壁へと帰投。
東舞鶴駅から特急に乗り、そのまま真っすぐ東京へと戻ったのでした。
「みょうこう」「あしがら」の乗組員の皆さん初め、お世話になったみなさまありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿