2014年11月2日(日)、横須賀市の田浦地区運営協議会主催で行われた田浦 秋の見学会に行ってきました。
0928に田浦駅に到着し、駅北口で案内図を貰いまず第二術科学校へ。旧正門前に着いた時には既に30名ほどが列を作っていました。
1000開門。
海上自衛隊創設史料室や海軍機関術参考史料室なども見学できるのですが、ここは何度も来たことがあるのでパスをして先に急ぎます。
今日の目的地はここ。
いつも第51掃海隊が使用している艦船補給処の桟橋で、掃海艦「はちじょう」の一般公開が行われるのです。
という訳で早速乗艦。
「はちじょう」は浦安の体験航海のときにお世話になったので、丁度3年ぶりの乗艦になります。
後甲板にはこの「やえやま」型掃海艦しか装備していない89式係維掃海具S-8と、71式音響掃海具S-2改1、85式磁気掃海具S-6が装備されています。
また機雷処分具S-7・2型も搭載。
深深度掃討に対応したS-7の発展型で、手のようなマニピュレータの横に係維索切断用のカッターが備えられています。
こちらが処分用の爆雷。もちろん模擬弾。
クレーンとレールで運ばれ、S-7・2型の腹部に装備が可能です。
「やえやま」型も新しい艦だと思っていたのですが、もう就役から20年以上経ち、現在25MSOとして後継の690t型掃海艦が建造中です。
1000t以上は艦、それ以下は艇と呼んでいた気がするのですが、FRP化して軽量化されただけで、大きさはほぼ「やえやま」型と変わらないので掃海艦にしたんでしょうかね?
こちらは前甲板にあるAN/SQQ-32機雷探知機の巻上機。
久しぶりの掃海艦艇公開だったので思わず3周ほどしてしまいました。
でもせっかく「はちじょう」を見学したのに、レムス600の話を聞かなかったのは失敗。
予習は大事ですね。むむ。
隣の海上保安庁桟橋では巡視艇「ゆうづき」も一般公開されていました。
「ゆうづき」はこの日の朝任務から帰投しそのまま一般公開に入ったそうで、乗組員の皆さんの顔に疲れが見えたのがちょっと(汗)。
こちらは今年の4月に配備されたばかりの最新鋭艇で、最新の装備や任務について色々とお伺いすることが出来ました。
ぐるぐる回っていると「はちじょう」の隣にいた「つしま」が出航。
よくよく見ると桟橋にはどこかで見たような模擬機雷が^^
最後に田浦駅の隣にある七釜トンネルの坑口を見学。
昔はここから新井掘割の横にある米軍の送油所に向けて専用線が伸びており、そこから田浦駅を通って横田基地などにタンク列車が走っていたのですが、専用線は撤去され日本側に返還されたそうで、この度の見学会となった次第です。
本当は向こうまで歩いて通り抜けたいところですが、このトンネルはJR貨物の所有なんだそうで、安全管理の点から入り口までの見学となったとのこと。
勿体無いですが、JR貨物も正直使い道ないですし、難しいところですね。
でも、今回が初の試みということで、色々な場所が見学できて非常に興味深かったです。
来年も是非開催をお願いします。
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