お目当ては一般初公開されるという先進技術実証機(ATD-X)「X-2」。
今年の4月に初飛行し、5月に防衛装備庁に納入された後、一度も飛行することがなく、「何か不具合でもあったのか?」と噂されていた機体です。
開門直後に真っ先に行くと、すでに結構な人だかり。
その後どんどん列が伸びて、最大で4時間待ちとかアナウンスされたそうで。
防衛装備庁の人は「そんなにこないだろう」と高を括っていたみたいですが、かなり甘かったみたいです(苦笑)。
話を聞いてみると、納入後全然フライトが行われていなかったのは不具合があるわけではなく、計測用の各種センサの取り付けやテストが行われていたからだそうで、それらが終わったため今回の初公開となったそうです。
来月以降フライトは行われるそうですが、このような形の一般公開は最初で最後になるだろうという話でした。
X-2を撮影した後、隣の格納庫へ。
こちらでは毎回、飛行開発実験団所属の機体が開発中の装備を吊るして展示しています。
今年はF-15J(#928)がAAM-4とAAM-5、それにTACOMを2機吊るすという豪華仕様。
でもTACOMはRQ-4導入が決まったため開発終了。今回の展示の後廃棄されるとのこと。
他にも奥の方で不発弾処理用の装備品が展示されており、ロケットレンチやディアーマにワクテカ。
そんなことをしていたら天候偵察(と言っても岐阜の場合は機動飛行)が始まってしまったので、慌てて滑走路の南側地区へ移動。
お陰で地上展示はろくに取れなかったのですが、
飛行展示は最高でした。
毎度のことながらテストパイロットのみなさんの腕はすごいです。
2年前に撮れなかったXC-2の試験飛行も見ることが出来、大満足の航空祭でした。
来年も出来ればまた行きたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿