陸上装備研究所一般開放
2014年10月11日(土)、淵野辺にある防衛省 技術研究本部 陸上装備研究所の一般開放に行ってきました。去年は4月に行われたのですが、そのときの開門時にいたのが10名ちょっと。
さすがに今回は告知からの期間が長かったので、開門時には50名位の人が並んでいました。
今回の目玉はCBRN対応遠隔操縦作業車両システム。
福島第一原発事故をきっかけに開発が進められているもので、遠隔操縦によるCBRN汚染環境下での各種作業を行うシステムです。
システムは施設作業車を改造した遠隔操縦装軌車両が2両と、市販の乗用車を改造した中継器ユニットが3両。
遠隔操縦装軌車両は1両が去る6日に納入されたばかりで、もう1両は来年3月までに納入される予定なのだとか。
そんな状態なのに、公開されるだけでなく中継器ユニットの走行デモと、遠隔操縦装軌車両のマニピュレーター動作デモまでやってくれました。
更にそれに加えて、システムの指揮統制装置まで公開するという太っ腹。
いやまさかここまで見せてくれるとはびっくり。
残念ながら今年は奥側の実験設備の見学は出来ませんでしたが、資料室で軽量戦闘車両システム用に試作されたインホイールモーターを見つけたり、非常に満足出来る一般開放でした。また次回も是非公開をお願いします。
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