ヨコスカサマーフェスタ2013
きりのともあき
2013年8月3日(土)、毎年恒例ヨコスカサマーフェスタに行って来ました。今年も目標RHIB搭乗と、初公開が噂される「てるづき」です。
朝0800に現地に着いたら、既に待機列がヴェルニー公園まで延びています。
マイミクさんと合流し、何度か列圧縮を受けた後で最終的に0855開門。手荷物検査を受けて総監部の中へ。
第一目標はRHIBの整理券の確保。
真っ先に水中処分隊のブースに向かい、無事整理券の確保に成功。
早速、RHIBの一番艇に乗り込みます。
去年乗ったのとタイプが違い、前に操縦席が付いています。
順番に乗ったら、今年も一番先頭に^^;
RHIBの操縦席は至ってシンプル。速力計もありません。乗員は回転数と体感で速力を測ります。
左側の空っぽの箱には通常GPSが搭載されていて、外洋でも運用が可能です。
最高速力は45kt。横須賀から羽田まで30分掛からないんだとか。
45kt出すとバンバン跳ねるのでさすがに出しては貰えませんでしたが、お願いして35kt程度出してもらいました。
降りたら意外に足腰に来てて、そりゃこんなの毎日乗ってたら腰壊すのも当然です。
第一目標をクリアしたので、続いて第二目標であるDD-116「てるづき」に乗艦。
乗艦してすぐヘリ甲板にある着艦拘束装置の形状が違うことに気づいたので、近くにいた船務長に質問。
「あきづき」型より導入された着艦拘束装置で、センサーが装備されていてヘリを検知すると自動的に拘束するのだとか。
そこから「てるづき」についてあれこれ質問。
「てるづき」は習熟訓練が完了。この後、秋口まで装備認定試験を受けるそうで、来年度から本格的に広報にも出てくるようになるそうです。
「あきづき」も今年あちこちで広報してるので、来年は「てるづき」に期待したいところですね。
あめ型に比べて90cm広くなった格納庫。90cmって小さいように見えて、実際にみてみるとかなり差を感じます。
シェルター甲板も意外と広いのですが、それでも出入り口には段差があるため甲板マラソンが出来ず、乗組員の健康管理には問題があるのだとか。
「あしがら」とかにはトレーニングマシンが積まれているのですが、さすがに「てるづき」には搭載するスペースも予算もなかったそうで。でも普通の乗組員は艦で生活してるのですから、体力の維持のためにもなんとかするべき課題であると思います。
前甲板に回って一番先頭の旗竿の下へ。
普通の護衛艦だと砲塔の前くらいで立ち入り禁止にするのですが、艦長の鶴の一声で一番先頭まで入れるようになっています。
お陰で普段中々見慣れないアングルの写真が撮れました。
自走式デコイ(MOD)。
MOD自体はソナー室からの遠隔操作で発射されるそうですが、シェルター甲板のハッチは乗組員がハンドル回して手動で開けるのだとか。
戦闘態勢に入ったらハッチは開放するので大丈夫ですと言ってましたが、ステルス性のためのシェルター甲板じゃあ? それでいいのかなぁ(苦笑)。
こちらが投射型静止式ジャマー(FAJ)。自艦に迫る魚雷の前方に投射され、大音響を発することで魚雷を欺瞞します。
まあ、まだMOD共撃ったことはないので、これから装備認定試験で検証するんですけどね。
と言ったところで「てるづき」見学終了。
上甲板にだけの公開だったにも関わらず、非常に収穫の多い見学でした。是非次回は艦橋他も見学したいですね。
その後、あれやこれやの末に交通艇に乗って第二術科学校へ。
今年は途中、上甲板に上がることが許されたので、色々といい写真が撮れました。
二術校で、機関応急訓練と化学器材取扱法についての公開講義を受講。
久しぶりに面体着けたり、線量計3型の使い方を習ったりしていたら時間になったので会場を離脱。
田浦駅から帰途についたのでした。
ホントは米軍側でやっていた海自横須賀病院の展示とかも見たかったのですが、一日ではさすがに無理。
昔みたいに別に日に別けてやって欲しいですね。
是非、検討よろしくお願いします。
朝0800に現地に着いたら、既に待機列がヴェルニー公園まで延びています。
マイミクさんと合流し、何度か列圧縮を受けた後で最終的に0855開門。手荷物検査を受けて総監部の中へ。
第一目標はRHIBの整理券の確保。
真っ先に水中処分隊のブースに向かい、無事整理券の確保に成功。
早速、RHIBの一番艇に乗り込みます。
去年乗ったのとタイプが違い、前に操縦席が付いています。
順番に乗ったら、今年も一番先頭に^^;
RHIBの操縦席は至ってシンプル。速力計もありません。乗員は回転数と体感で速力を測ります。
左側の空っぽの箱には通常GPSが搭載されていて、外洋でも運用が可能です。
最高速力は45kt。横須賀から羽田まで30分掛からないんだとか。
45kt出すとバンバン跳ねるのでさすがに出しては貰えませんでしたが、お願いして35kt程度出してもらいました。
降りたら意外に足腰に来てて、そりゃこんなの毎日乗ってたら腰壊すのも当然です。
第一目標をクリアしたので、続いて第二目標であるDD-116「てるづき」に乗艦。
乗艦してすぐヘリ甲板にある着艦拘束装置の形状が違うことに気づいたので、近くにいた船務長に質問。
「あきづき」型より導入された着艦拘束装置で、センサーが装備されていてヘリを検知すると自動的に拘束するのだとか。
そこから「てるづき」についてあれこれ質問。
「てるづき」は習熟訓練が完了。この後、秋口まで装備認定試験を受けるそうで、来年度から本格的に広報にも出てくるようになるそうです。
「あきづき」も今年あちこちで広報してるので、来年は「てるづき」に期待したいところですね。
シェルター甲板も意外と広いのですが、それでも出入り口には段差があるため甲板マラソンが出来ず、乗組員の健康管理には問題があるのだとか。
「あしがら」とかにはトレーニングマシンが積まれているのですが、さすがに「てるづき」には搭載するスペースも予算もなかったそうで。でも普通の乗組員は艦で生活してるのですから、体力の維持のためにもなんとかするべき課題であると思います。
前甲板に回って一番先頭の旗竿の下へ。
普通の護衛艦だと砲塔の前くらいで立ち入り禁止にするのですが、艦長の鶴の一声で一番先頭まで入れるようになっています。
お陰で普段中々見慣れないアングルの写真が撮れました。
自走式デコイ(MOD)。
MOD自体はソナー室からの遠隔操作で発射されるそうですが、シェルター甲板のハッチは乗組員がハンドル回して手動で開けるのだとか。
戦闘態勢に入ったらハッチは開放するので大丈夫ですと言ってましたが、ステルス性のためのシェルター甲板じゃあ? それでいいのかなぁ(苦笑)。
こちらが投射型静止式ジャマー(FAJ)。自艦に迫る魚雷の前方に投射され、大音響を発することで魚雷を欺瞞します。
まあ、まだMOD共撃ったことはないので、これから装備認定試験で検証するんですけどね。
と言ったところで「てるづき」見学終了。
上甲板にだけの公開だったにも関わらず、非常に収穫の多い見学でした。是非次回は艦橋他も見学したいですね。
その後、あれやこれやの末に交通艇に乗って第二術科学校へ。
今年は途中、上甲板に上がることが許されたので、色々といい写真が撮れました。
二術校で、機関応急訓練と化学器材取扱法についての公開講義を受講。
久しぶりに面体着けたり、線量計3型の使い方を習ったりしていたら時間になったので会場を離脱。
田浦駅から帰途についたのでした。
ホントは米軍側でやっていた海自横須賀病院の展示とかも見たかったのですが、一日ではさすがに無理。
昔みたいに別に日に別けてやって欲しいですね。
是非、検討よろしくお願いします。
舞鶴地方隊展示訓練2013&サマーフェスタ(二日目)
きりのともあき
2013年7月27日(土)、東舞鶴の港の近くのホテルで朝食をいただきチェックアウト。沖止めされている「ましゅう」を見ながら徒歩で北吸岸壁へと向かいます。
途中、赤レンガ倉庫群の横で、退役した輸送艦「のと」の姿を遠望するなど寄り道をしていたので、北吸岸壁には0720過ぎに到着。
マイミクさんと合流し、開門を待ちます。
0730過ぎに開門。「けんりゅう」は?と思ったら、既に出航した後。
多分、昨日のことがあったので出航を早めたんだと思いますが、前日見ることが出来て本当にラッキーでした。
この日乗艦するのは観閲艦であるDDG-177「あしがら」。
「けんりゅう」もいなくなったしさっさと乗り込んでしまおうと一番に行ったら、「乗艦開始は0800からなので、そこら辺見てひまつぶしてください」とのこと^^;
見ると、サマーフェスタで展示される陸空の装備品の準備が終わっていたので、今の間に撮影してしまうことにします。
写真を撮っていると、総監部の建物から舞鶴地方隊のマスコットキャラクターであるマイチ君とマイコちゃん登場。
この後シャトルバスより降りてくる人にご挨拶をしていました。
岸壁に係留中の標的艦などもひと通り撮影したので再び「あしがら」に戻り、自衛艦旗掲揚の後いよいよ乗艦。
昨日見た感じだとヘリ甲板からの撮影がよさそうだったので場所を確保したのですが、乗組員に聞いてみると「出航時には規制掛かりますよ」と言われてぎゃふん。
そうでした。去年の観艦式で「あたご」に乗艦した時も、出航時は前甲板もヘリ甲板も封鎖されてどこにも行けなかったんですね。
とりあえず規制がどこまで入るか見極めながら、出航していくDD-112「まきなみ」とDDG-175「みょうこう」を撮影。
そして「あしがら」にもタグが付き、いよいよ出航。
昨日の「みょうこう」には第3護衛隊群司令が座乗していましたが、この日の「あしがら」にも舞鶴地方総監が座乗しているので、向かいのジャパンマリンユナイテッドにて整備中のDDH-143「しらね」とDD-151「あさぎり」の作業員が、総監に対して敬礼を行なっていました。
東舞鶴港を出航すると、すぐに左手に舞鶴航空基地がその姿を見せます。
この日はこちらでもサマーフェスタが行われているので、陸上自衛隊のヘリなども見えます。
体験搭乗も行われており、離陸したSH-60Kの編隊は「あしがら」が水道を抜けるまで何度も上空に飛来していました。
水道を抜けると、「あしがら」は受閲艦艇と離れ単艦での航海。
特にイベントもなく、7月にしては涼しい天気の下、まったりとした雰囲気。
この日の「あしがら」は心なしか乗艦者数も少なかったみたいで、またマニア層も殆どおらず、普通のイベントだと人だかりになる立入検査隊の隊員もせっかく総監の命令で装備を付けたにもかかわらず暇そうにしていました。
そんな感じで航海すること約3時間。
1140に敦賀より出航してきたDD-104「きりさめ」とようやく合流。隊列を整え観閲式開始。
……なんですが、何時まで経っても受閲部隊が見えない。
ガスのせいで視程が低く、写真を撮るには最悪のコンディション。
なんとか近くに来たときはハッキリ見えたのが不幸中の幸い。
この日は昨日と逆で、受閲各艦に登舷礼を受けます。
観閲式が終わった後、SH-60Kによる編隊飛行。
前日はタイミングが早すぎて、観閲式が終わる前に飛来したのですが、この日はきちんと修正されていました。
同様に、US-1Aの着水も進入方向が後方から前方へと変更。
「あしがら」より取りやすい位置で着水。
「けんりゅう」の浮上も間近で撮影することが出来たのは一番の収穫でした。
その後は昨日と同様、水中処分員の降下展示を中心に各艦左舷に回頭。
ミサイル艇の高速航行展示を経て、「ひうち」の放水、高速機動艇のお見送りで終了。
帰投中に局地的な大雨が予想されるとのことで艦内への退避が命ぜられましたが、幸い雨に降られることなく予定よりも10分ほど早めに北吸岸壁へと帰投。
東舞鶴駅から特急に乗り、そのまま真っすぐ東京へと戻ったのでした。
「みょうこう」「あしがら」の乗組員の皆さん初め、お世話になったみなさまありがとうございました。
途中、赤レンガ倉庫群の横で、退役した輸送艦「のと」の姿を遠望するなど寄り道をしていたので、北吸岸壁には0720過ぎに到着。
マイミクさんと合流し、開門を待ちます。
0730過ぎに開門。「けんりゅう」は?と思ったら、既に出航した後。
多分、昨日のことがあったので出航を早めたんだと思いますが、前日見ることが出来て本当にラッキーでした。
この日乗艦するのは観閲艦であるDDG-177「あしがら」。
「けんりゅう」もいなくなったしさっさと乗り込んでしまおうと一番に行ったら、「乗艦開始は0800からなので、そこら辺見てひまつぶしてください」とのこと^^;
見ると、サマーフェスタで展示される陸空の装備品の準備が終わっていたので、今の間に撮影してしまうことにします。
写真を撮っていると、総監部の建物から舞鶴地方隊のマスコットキャラクターであるマイチ君とマイコちゃん登場。
この後シャトルバスより降りてくる人にご挨拶をしていました。
岸壁に係留中の標的艦などもひと通り撮影したので再び「あしがら」に戻り、自衛艦旗掲揚の後いよいよ乗艦。
昨日見た感じだとヘリ甲板からの撮影がよさそうだったので場所を確保したのですが、乗組員に聞いてみると「出航時には規制掛かりますよ」と言われてぎゃふん。
そうでした。去年の観艦式で「あたご」に乗艦した時も、出航時は前甲板もヘリ甲板も封鎖されてどこにも行けなかったんですね。
とりあえず規制がどこまで入るか見極めながら、出航していくDD-112「まきなみ」とDDG-175「みょうこう」を撮影。
そして「あしがら」にもタグが付き、いよいよ出航。
昨日の「みょうこう」には第3護衛隊群司令が座乗していましたが、この日の「あしがら」にも舞鶴地方総監が座乗しているので、向かいのジャパンマリンユナイテッドにて整備中のDDH-143「しらね」とDD-151「あさぎり」の作業員が、総監に対して敬礼を行なっていました。
東舞鶴港を出航すると、すぐに左手に舞鶴航空基地がその姿を見せます。
この日はこちらでもサマーフェスタが行われているので、陸上自衛隊のヘリなども見えます。
体験搭乗も行われており、離陸したSH-60Kの編隊は「あしがら」が水道を抜けるまで何度も上空に飛来していました。
水道を抜けると、「あしがら」は受閲艦艇と離れ単艦での航海。
特にイベントもなく、7月にしては涼しい天気の下、まったりとした雰囲気。
この日の「あしがら」は心なしか乗艦者数も少なかったみたいで、またマニア層も殆どおらず、普通のイベントだと人だかりになる立入検査隊の隊員もせっかく総監の命令で装備を付けたにもかかわらず暇そうにしていました。
1140に敦賀より出航してきたDD-104「きりさめ」とようやく合流。隊列を整え観閲式開始。
……なんですが、何時まで経っても受閲部隊が見えない。
ガスのせいで視程が低く、写真を撮るには最悪のコンディション。
なんとか近くに来たときはハッキリ見えたのが不幸中の幸い。
この日は昨日と逆で、受閲各艦に登舷礼を受けます。
観閲式が終わった後、SH-60Kによる編隊飛行。
前日はタイミングが早すぎて、観閲式が終わる前に飛来したのですが、この日はきちんと修正されていました。
同様に、US-1Aの着水も進入方向が後方から前方へと変更。
「あしがら」より取りやすい位置で着水。
「けんりゅう」の浮上も間近で撮影することが出来たのは一番の収穫でした。
その後は昨日と同様、水中処分員の降下展示を中心に各艦左舷に回頭。
ミサイル艇の高速航行展示を経て、「ひうち」の放水、高速機動艇のお見送りで終了。
帰投中に局地的な大雨が予想されるとのことで艦内への退避が命ぜられましたが、幸い雨に降られることなく予定よりも10分ほど早めに北吸岸壁へと帰投。
東舞鶴駅から特急に乗り、そのまま真っすぐ東京へと戻ったのでした。
「みょうこう」「あしがら」の乗組員の皆さん初め、お世話になったみなさまありがとうございました。
舞鶴地方隊展示訓練2013&サマーフェスタ(一日目)
きりのともあき
2013年7月26日(金)、舞鶴地方隊展示訓練のため、舞鶴まで行って来ました。
仕事を終えた後一度家に帰って旅支度を整え、マイミクさんの車で舞鶴まで出発。夜通し走り続けて朝0500過ぎに駐車場として指定されていた舞鶴航空基地に到着。まだ開門していなかったので、停泊していたYDT-01の写真を撮ったりしながら開門を待ちます。
0700頃に開門し、シャトルバスで北吸岸壁へ移動。
下車すると目の前で潜水艦が出航準備を行なっています。
潜水艦の出航シーンを岸壁で見る機会は普通はほぼないので、近寄って写真をバシバシ撮影。
誰かが「何りゅうですか~?」と乗組員に尋ねたら「けんりゅうです~」とのこと。その後の訓練展示では「そうりゅう型」としか告げられませんでしたが、艦名は機密事項って訳ではないみたいです。
まあ、パッと見は分かりませんですしね。
一番最初に大きなサプライズがあったので、テンションを上げながら乗艦。
この日乗艦するのはDDG-175「みょうこう」。
乗艦し、左舷のウィングに陣地を確保。
自衛艦旗掲揚のラッパ吹奏なんかを撮影していて戻ったら、じーさんに場所を取られてました(--;
「そこ、荷物置いてるんですけど?」と言っても無視するのでこりゃダメだとさじを投げ、艦橋の中に移動したのですが、結局出航配置でその場所からは全員追い出されたので結果オーライ。
ホント、どこのイベント行っても一番たちが悪いのがお年寄りの特にじーさん。
この後も規制掛かって他の人が下がっているところに平気で割り込んできたり、なんだかなぁという行動が目立ちました。
まあ、そんなことを愚痴っていても仕方ないので、気分を切り替え艦橋で出航を見守ることに。
この日、「みょうこう」は受閲艦艇旗艦を務めるため、第3護衛隊群司令が座乗しています。
出航の際に司令が在泊艦に対し答礼をするため、左舷のウィングに立ち入り規制が掛かった訳ですね。
隣につけていたDD-112「まきなみ」が出航すると、続いて「みょうこう」も出航。
観艦式で横須賀や横浜、木更津から出航したことはありますが、舞鶴は今回が初めて。
出航後、すぐに配置が掛かり、水道を左に右に転舵していくのは新鮮な体験でした。
出航後、艦内に入り他の部署を見学。
「みょうこう」は広報に力が入っている艦艇のようで、この日もお子様向けにスタンプラリーが行われていて、艦内の各所の装置に解説の紙が貼られていました。しかもそれが結構詳しい。
マイミクさんによると「5インチ砲の射程は30km以上である」とかそんな設問もあったみたいで、司令部の幕僚が「え、こんなの出すの?」と驚いていたそうです。
またスタンプラリーも結構凝っていて、チェックポイントが場所ではなく「立入検査隊の隊員」とか「先任伍長」とかみたいな人。
スタンプを貰うためには必ず乗組員に話しかけなければならないので、自然と交流が生まれるという、これは上手いアイデアだと思いました。是非、他の艦でもやって欲しいですね。
残念ながら私はスタンプラリーに参加させてもらえなかったので、医務室で「治療する時の処方箋はどうなってるんですか~」とか「保険の点数は付くんですか?」とか変な質問を連発。
ですが、衛生長以下、苦笑しながらも丁寧にお答えいただきました。本当にありがとうございます。
そうこうしていると艦は水道を抜け若狭湾へ。
先行していた「まきなみ」を追い抜き、「みょうこう」が先頭に立ちます。
後ろについた「まきなみ」を見ているとどうやら操法展示をやってるらしく、5インチ砲が右に左に。
航行中の護衛艦が砲塔を回しているのを他の艦から見たのは初めてだったので、これもまた新鮮な体験でした。
「まきなみ」の後ろに舞鶴西港から出航してきたDD-114「すずなみ」が近づくと、前方に他の受閲艦艇の姿が。
「みょうこう」は右に回頭し、受閲艦艇の先頭へ。号令の下、隊員たちが登舷礼の配置につき、いよいよ観閲式の始まりです。
この日の観閲艦は舞鶴地方総監が座乗するDDG-177「あしがら」。
そして敦賀から出航したDD-104「きりさめ」。
観閲を受けた「みょうこう」は左に回頭し、「きりさめ」の後ろにつきます。
他の受閲艦艇と反航し、AOE-425とすれ違うところに来た所で、後方から飛来したUS-1Aが着水。
いや、その位置はまずいっしょ。「あしがら」からは多分見えてないですよ。
他にもこの日は色々チグハグなところがあったのですが、多分終了後反省会が行われたのでしょう。翌日にはキレイに修正されていました。
そして「辛坊さんを助けた飛行機」が上空を通過していきます。
続いて行われたのはSH-60Kよりの水中処分員の降下。
高速機動艇はここまで自力で航行してきた様で、結構外洋まで展開出来るんですね。
そしてこのSHを中心に各艦は左に回頭。
潜水艦、護衛艦、高速機動艇、対潜ヘリコプターが一枚に構図に収まりました。
回頭の後、後方よりミサイル艇が接近。一度各艦を追い抜くと回頭し、後方に航行していきます。
そして再び後方で回頭し、今度は高速航行を行いながらIR弾を発射。
観艦式でもお馴染みですが、遠い所でしか見たことがなかったので、弾体もはっきり見える距離で発射をじっくり見ることが出来たのは良かったです。
そして最後にAMS-4301「ひうち」の放水と高速機動艇のお見送りを受け訓練展示は終了。
舞鶴港に帰投中に雨が降り出し、入港を見ることが出来なかったのが残念でしたが、それでもとても楽しい一日でした。
入港後、ホテルにチェックインし、マイミクさんたちと反省会。
翌日に備え、早々に就寝したのでした。
続きます。
19:25
海上自衛隊
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