自衛隊や米軍関連のイベントのレポートを中心としたサイトです。

掃海艇「はつしま」一般公開&東京みなと祭

0 件のコメント
2015年5月23日(土)、熱海港七半岸壁で行われた掃海艇「はつしま」一般公開に行ってきました。
「はつしま」は「えのしま」型掃海艇の3番艇で、去る3月末に就役したばかりの恐らく海上自衛隊が建造する最後の掃海艇。
熱海の沖合に浮かぶ初島を艦名の由来とするため、今回初めてのお国入りとなります。

こだま号に乗り0718に熱海駅着。
同じ列車に乗り合わせていたマイミクさんと合流し、徒歩で七半岸壁を目指します。

七半岸壁に接岸する「はつしま」。向こうに見えるのが艦名の由来となった初島。
熱海港というので沖合に浮かぶ初島行きの連絡船が出ているところかなと思っていたのですが、実際はそれよりもかなり先で、結局30分以上かかり0755過ぎに到着。


関係者を除くと他に見学者らしい人は一人だけ。
乗組員に尋ねると0830一般公開開始ということなので、国旗・自衛艦旗掲揚を見た後準備作業を見守ります。



準備作業中に最近いろいろ噂のマルチコプター(ドローン)で、「はつしま」を空撮している方がいたのですが、昨日の入港時にも空撮をされていたそうで。
もしかしたら艦船撮影の新しいスタイルになるかもしれません。すぐに規制されてしまいそうですが(苦笑)。

そうこうしている内に人も増え始め、0830に一般公開開始。一番最初に乗艦します。


「はつしま」の最大の特徴は前甲板に装備された20mm機関砲JM61R-MS。
今までの掃海艇は手動式のJM61を装備していましたが、今回海上自衛隊の掃海艇として初めて遠隔管制化されたものを装備しました。


JM61は掃海員が操作していたのですが、JM61R-MSの装備に伴い掃海艇で初めて射管員が配置され、今後一から操法を定めていくことになります。


艦橋上部に備えられた赤外線撮像機。霧中航行などでも活用できるとか。
艦橋に備えられた操作管制盤。
見学順路を進んでいくと、再圧タンクが開いていて子どもたちが入っていたので私も入ってみることに。



狭っ!
こんな中に閉じ込められるのは私には無理です絶対無理。



JM61R-MSと衛星通信アンテナ以外は基本見慣れた「えのしま」と同じ。
お昼ごはんの仕込みをしているみたいで、艇内には美味しそうな唐揚げの匂いが漂っていました。
ちなみに「はつしま」の調理員長は元「はしだて」の調理員長なんだそうで、食事は無茶苦茶美味しいそうです。

結局、2周して1000過ぎに下艦。


鈴木3海佐以下「はつしま」の乗組員のみなさまありがとうございました。
また来年も熱海港に来航されることを期待しています。(ホントは横須賀とかが更に嬉しかったり^^)

熱海駅前で昼食をとり、こだま号で東京へ。
東京駅から晴海埠頭行きのバスに乗り、今度は東京みなと祭に向かいます。


こちらの目的は護衛艦「ゆうぎり」の一般公開。
晴海での艦艇広報は艦橋まで開けてくれることが多いのでそれを期待していたのですが、残念ながら上甲板のみの見学。

ただアスロックランチャーが発射態勢の状態で展示されており、更に中に訓練弾が入っていたり、



68式3連装短魚雷発射管が開いた状態になっていたり、


スカイミサイル(古っ!)みたいな塗装が施されたMk.46模擬魚雷が展示されていたり中々面白い一般公開でした。


あ、そうそう。
全然関係なく気になったのが久しぶりに見た「トウチ君」。


小さくて丸っこくなってたので東京地本の人に尋ねてみると「トウチ君は生まれ変わりましたw」とのこと。
前の子はリストラですかー(汗)。
事情をご存じの方は教えて下さい。

あ、それと例年7月の海の日近辺に晴海埠頭で行われていた艦艇広報は、このみなと祭に振り返られたので今年はないそうです。
ご注意ください。

0 件のコメント :

コメントを投稿