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平成27年第1空挺団降下訓練始め

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平成27年1月11日(日)、毎年恒例の第1空挺団降下訓練始めを見学に、習志野演習場まで行ってきました。

今年は去年より30分早く裏門に着いたのですが、そこで大体去年と同じ位置。
丁度マイミクさんがいたので一緒に行動することにします。
なんせ開門まで1時間半、場所を確保してから2時間半ひたすら待ち続けるイベントなので、誰かと一緒じゃないと寒さに心が折れそうになるので。

予定通り0830に開門。
今年も頑張って場所を確保し、装備品展示を観に行くことに。


噂の千葉地本の痛車。
色々とデザインには気を使われてた様ですが、札幌地本のモコちゃん人員輸送車2号に比べると、ちょっと側面のインパクトが弱いかな。

で、肝心の装備品展示はと見ると、落下傘の装着体験と、軽装甲機動車、120mmRT、偵察用バイク位しかありません。
まあいつもと変わらないよねと落下傘の装着体験を覗いてみると、


13式空挺傘があるじゃないですか!
13式空挺傘は現行の696MI(通称12傘)の問題点であった、降下時の空中接触時に傘が萎んでしまい墜落するというものを改善した新型傘で、昨年後半に納入が始まったばかりの最新装備です。

もちろん早速装着させてもらいました^^
12傘より少し重たくなってるそうですが、気になる程でもなく、反対に着けやすくなってる印象。

こいつのお陰で復活したのが、航空機両扉を用いての連続降下。



今までC-1とC-130が何度も演習場上空に飛来し降下していたのが、今年は1パスで終了。
降下途中に傘同士が接触したかな?という場面も見られましたが、特に問題なく済んでいました。

それに先立って行われた自由降下も、例年だとUH-1を用いて数名の隊員が降下していたのが、今年はCH-47JAから一気に13人が降下。




招待者席と一般観覧席の両方の前に降りてくれる心遣いが嬉しかったです。

で、後段の訓練展示は今年もまた統合運用による島嶼奪還作戦。
ただ去年までと違うのが、火薬の量w


過去数年演習場内で演習終了後に装備品展示を行っていたのが、今年は別の場所に移ったので火薬類がふんだんに使えるようになったんですね。

あと、注目点はヘリの高度の低さ。




本当のNOE(匍匐飛行)はこんなんなんだよと言わんばかりに、中央の丘を這うように飛行。
特にOH-6Dの飛行には眼を見張るものがありました。

あと、観覧席から笑い声が上がっていたのが↓。


左側のモコモコ、何だと思います?


隊員さんの顔がチラリと見えてますが、どうも73式小型トラックを擬装しまくったものの様。
以前にも擬装された車両は登場していますが、ここまで徹底したのは初めて。
これが動くたびに「なにあれー」とか「写真撮りたい」とか声が上がっていました。

でも、いい感じに来てたのに最後に不満が。
海上自衛隊の輸送艦から揚陸された陸空の混成部隊が投入されるのですが、今年は規模がやたら増えてて、10TK×2、74TK×2、87AW×1、96APC×1、LAV×4、MLRS×1、他中SAMにパトリオットに色々と増えて、いくら想定でもそりゃないでしょの規模に。




統合運用能力の顕示とか、見た目の良さとか理由はいろいろあるんでしょうが、あくまでも空挺団の降下訓練始めなんですから、もう少し想定を見なおして欲しいところです。



大臣の訓示を聞いて、装備品展示を観て撤収。
習志野駅まで歩き、家に帰ったのでした。

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