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平成28年第1空挺団降下訓練始め

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2016年1月10日(日)、毎年恒例第1空挺団降下訓練始めに行ってきました。
例年最前列争いが熾烈になっているので今年は電車を1本早め向かったのですが、到着した時点で既に待機列が凄いことに(汗)。
聞くところによると先頭は0400から並んでいたそうで。

ちなみに0930の時点で既にこの状況。


今年は階段上になっている一般観客席の下の段が久しぶりに開放されたので少しは余裕が出来たはずなのですが、それでもこんな感じ。

……そろそろこのイベントも事前公募にするとか何か考えないとまずいんじゃないかと思います。

今年は13傘が再検討中ということで12傘による降下に。



12傘だと片側からしか降下出来ないので、風が強いのもあってか降下展示と降着戦闘展示共に大幅に時間をオーバーし、予定されていた格闘訓練展示はキャンセルされてしまいました。

降着戦闘展示は今年も島嶼奪還想定でしたが、いきなり敵部隊が艦砲射撃で撃破され、HALO(高高度降下低高度開傘)にて潜入した降下誘導小隊の誘導を受け空挺団主力が降下。


防衛大臣の臨席する修武台にて敵部隊と遭遇。



なんと大臣席の後方を回りこみこれを制圧し、捕虜を確保するという新しいシチュエーションが盛り込まれました。
ただ、細かい動作が多くて遠くから見ていると?な人が多かったんじゃないでしょうか。
個人的にはこういう展示を多く見たいとは思いますが、中々難しいところがありますね。

後はヘリボン部隊により戦力が次々と投入されて、最後に機動打撃部隊が突入するといういつものパターンでしたが、

OHの代わりにAH-64Dがロングボウレーダーで偵察を行ったり、


キャリバーCHが2機輸送任務に投入されたり、


中々面白い展開でした。

昨年行われた一般観客席から見えないエリアへのヘリボンとかはなくなっていました。
展開としては好きなのですが、ここら辺も演習場の制約から痛し痒しですね。

あと、一番びっくりしたのがこれ。


ホバリングで部隊を投入するはずだったのが、後方からの強風に煽られハードランディングに。
スキッドで衝撃を吸収したので大丈夫でしたが、一瞬ヒヤヒヤしました。

最近人気のモフモフさんは今年も登場。



最後に戦車部隊が投入されて状況終了。

大臣の訓示を聞いてから装備品展示場へ移動。
なにやら噂によると機動戦闘車(MCV)が展示されるとのこと。

ホントかなぁと行ってみると、あ、いた。



機動戦闘車(試作:99-0291)。一般初公開です。
装備実験隊の人が近くにいましたが、「何もお答えできません」とのことだったので写真だけ撮って撤収。

本年度末で部隊使用承認が降りて、来年度から装備開始かなー。
富士学校祭の頃にはもう少し色々なことがわかってるでしょうから、そちらを楽しみにします。

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